BOOMERのスクールウォーズ

みなさん、こんにちわ。
今回のコラムに先立ちまして、ご報告を。
mixiなどでご存じの方もおられるとは思いますが、私、風邪が原因で脳内の視神経が麻痺してしまい、「外転神経麻痺」という目の前の全てがぼやけて見えてしまう症状に悩まされております。この症状になって早1ヶ月。当然、こんな状態で仕事をすれば子供の介助に危険が生じてしまいます。よってしばらくの間休職を余儀なくされてしまい、学校祭・校外学習・社会見学など様々な行事に参加する事ができませんでした。。。先生方には本当にご迷惑をお掛けしてしまいました。それなのに暖かく僕の復帰を迎え入れてくれた先生方。心から感謝・・・

人の暖かさを感じた今年の秋。
この季節もいつしか終わりを告げようとしております。
街にはダウン着用者も見られ始め、視覚的にも冬の到来を感じる今日この頃。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

はい、2004年最後のコラムになりました。テーマは『授業@』。張り切って行きましょう。
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『授業1』

それは学校の最も基本であり最も重要な時間であります。僕が授業を行う立場になってもう1年4ヶ月。その間常に頭を悩ましている事が2つあります。それは‘教材研究’と‘授業方法’です。その中でも今回はまず「教材研究」について書いていこうと思います。

「人に1つの事を教えるのならば10の事を知っておく必要がある」とはよく言われている事ですが、これは本当だと思います。しかも僕は普通の人よりも要領が悪いので1つの事を教えるためには20も30も知っておかなければなりません。いわば、僕には他の教師の2〜3倍は教材研究をする必要がある、ということなんです。悲しいです。

普通校の授業を行う際には、@教科書に載っている内容の知識 Aそれを補足するための予備知識、を持っておく必要があります。

「たかが中学生、されど中学生。簡単簡単♪」などと侮る事なかれ。いくら中学生の内容だからと言っても、自分が持つ知識にも限界があります。その為、教科書・参考書・情報誌などを開いたり、インターネットや図書館などを活用したりして足りない知識を収集しています。初任校では学校のPCの数が少ないわりに利用者が多く、僕が使えるのは先輩教師が使い終わった後でした。遅いときは時計を見ると、21〜22時。いい加減に学校を出なければならない時間。自宅残業決定。全てが終わる頃は2〜3時。起床は6時。寝不足の日々。 ムニャムニャ。おふぁようございます、ってなもんです。

しかし、活字だけ追っての授業だけでは退屈ですし、頭にも入ってきません。そこで臨場感を出しために登場するのが様々な教育機器・視聴覚教材などです。OHPやらRAやらなんやら種類はありますが、僕はビデオ・写真といった簡単かつ直接強いインパクトを与えるモノをよく使用しています。一番効果的だったなぁと思うのが歴史の授業中に見させた第2次世界大戦時のビデオです。悲惨な戦闘映像、目を覆いたくなるような犠牲者、無惨に殺されていく朝鮮・中国人etc…さすがにいつもは騒がしかったクラスも、シーンと黙って映像に見入っていました。丁度その頃、アメリカがイラクと戦争を行っていた時期。映像の世界が今現実に起こっているという事実に、大なり小なりショックを受けているようでした。このショックを与える事がその時のねらいでしたので、ビデオの使用は成功であったと思います。このように頭ではなく「心で考えさせる授業」を行うためにも、教育機器等の使用は欠かす事ができません。

・・・っとまぁ僕が今考える最低限必要な教材研究は以上です。まだまだ未熟者ですから、これからきっと教材研究の種類も増えてくると思います。それはその時にまたという事で。

平成元年の学習指導要領の改訂に続く指導要録の改定の論議中に出てきた概念により、「新しい学力観」というものが叫ばれるようになりました。新しい学力観とは、従来の学習観(「知識・理解」「技能・表現」重視)を改め、目に見えない学力(「思考・判断」「関心・意欲・態度」など)の養成をねらいに入れた上で、バランスの取れた学力の実現を目指そうとするものです。現在ではそれを元に新しい授業方法が取られてきております。そこで次回は『授業A』と題しまして、その「新しい授業方法」についてコラムしていこうと思います。

それではまた。冬休み明けにお会いしましょう。皆さん、よいお年を。


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